2018年09月29日

ぷかぷか

「クラゲ」と言ったら海をぷかぷかと漂う姿を想像しますよね。
海のない山梨では、クラゲなんて縁遠い生き物かと思いますが、
実は海水ではなく淡水に生息する「マミズクラゲ」という
クラゲを森の中の水族館。で展示しているんですよ。

マミズクラゲは湖や池、防火水槽なんて意外な場所にまで生息し、
突然出現して、いつの間にかいなくなってしまう珍しいクラゲなんだそうです。
研究が進んでいないので飼育方法が確立していないうえ、
寿命が3~4カ月ととても短く、
長期展示や飼育が難しいクラゲと言われているそうですよ。

そんな珍しいマミズクラゲを展示している森の中の水族館。ですが、
なんとこの度マミズクラゲの連続展示記録が、
9月9日で365日となり国内で2番目の記録となりました。
飼育方法すら確立されていない生き物を、
飼育・繁殖していくことはとても難しいことなので、
とてもすごい記録ですよね。

水槽の中でゆらゆら漂うクラゲは、
いやし効果満点として今水族館で人気の生き物なんだとか。
そういえば夏休み期間中に行った、
森の中の水族館。生き物総選挙でも、
マミズクラゲが見事第1位でした。
マミズクラゲを展示している施設もとても少ないそうなので、
ぜひとも貴重なマミズクラゲを見に行きたいですね。

inoue