2019年05月17日

ツツジとわたし

こちらのブログで書いた、バス会社のドライバーさんと約束した通り、先月は茨城に遊びに行ってきました。
目当ては、ちょうど見頃を迎えていた国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑。
青空を映したかのような一面の青に、しばらく写真を撮るのも忘れて魅入ってしまいました。

花の持つ愛らしさと、眺めているだけで和み癒されるその不思議な魅力を再認識しました。
それからというもの、ハイジの村の開花状況をチェックするのが私の日課。
この時期はどんな花が咲いているのかと毎日ワクワクします。

中でも、最近気になるのがツツジ。
小学校が徒歩20分かかる場所だったのですが、通学路は寄り道、近道、秘密基地の、冒険する場所であり学ぶ場所でもありました。
イチジクにアケビにヘビイチゴ、ザクロに桑の実に、そしてツツジ。
果物と一緒にツツジを書いていますが、間違いではありませんよ。
小学生の私にとってはツツジは立派なおやつでした。
誰が上手に蜜を吸えるか競争をして、負けて悔しがったり。
友だちに1人はすごく上手に吸える子が居るんですよね。
吸いすぎると、毒があるからと親に怒られたのも懐かしい思い出です。

車を運転するようになってからは、道をゆっくり歩く機会もすっかり無くなってしまったので、ツツジを見ると綺麗とか可愛いという気持ちよりも先に、懐かしい幼少期の頃が思い出されるんですよね。
あと、甘くて美味しい。舌でも覚えている思い出です。

中には私と同じように、ツツジを見ると懐かしい思い出がよみがえる方もいらっしゃると思います。
でも、ハイジの村のツツジは食べては駄目ですよ。
どうぞ目で、愛でてあげてくださいね。

ozawa