2019年05月31日

困った癖と格闘中

皆さんには「職業病」はありますか?
ここで言う職業病は、労働災害になるような職業性疾病ではなく、いつも仕事でしていることが身に付いてしまって、普段の生活でも思わず仕事の延長をしてしまう癖や習慣のことです。
例えば、売り場で品物が奥にあると前に寄せてしまう、いわゆる「前出し」をしてしまったり、店員が「いらっしゃいませ」と言うと、ついついつられて言いそうになってしまったり。
私は、自宅の電話で「お電話ありがとうございます」と言ってしまったことがあります。
相手も分かってくれたのか「ご丁寧にどうも」と笑って言ってくれましたが、かなり恥ずかしい思いをしました。

以前の配属先ではツアーのガイドさんのご対応をする機会が多々あったのですが、面白いお話が聞けましたよ。
ガイドさんは、バスの中で「右手に見えますのが、○○でございます」という案内の仕方をしますよね。
そのとき、ガイドさんはお客様がいる方向、バスの後方を見ているんです。
つまり、観光名所や道は左右逆に覚えているんだそう。
すると日常で道案内をするときも、思わず左右逆で案内してしまうんですって。
ご友人を案内されていたみたいですが、「全然着かなくてクレームもらっちゃった」と可笑しそうに話されていました。

企画室へ異動して2週間。先日から少しずつですが電話をとるようになりました。

以前の配属先も電話対応をすることがたくさんありましたが、やはり部署が違うと電話の内容も対応の仕方も違ってなかなか難しいものです。
団体予約の空きの確認や当日の時間変更の対処などは任せろって感じなのですが、企画室にかかってくる電話は今まで自分と関わりのなかった内容や聞き慣れない名前や言葉ばかりで、慣れるまで時間がかかりそうです。
癖で言い慣れた店舗名を言ってしまいそうになるのでイメージトレーニングを繰り返しているのですが、実際に電話をとると次の問題が。
まずは「丸の内企画室」と噛まずに言えるようにしなくては。
今日も自分の滑舌と格闘です。

ozawa