2019年06月15日

これも一つの伝統の形

6月11日の直営店ブログで、長寿村権六にある方言の看板が紹介されていましたね。
私もお客様によく質問されていたので、何だか懐かしくなってしまいました。

その機会が特に多かったのが、2014年のNHK連続テレビ小説「花子とアン」が放映されてからです。
主人公である村岡花子の出身地が山梨県の甲府ということもあり、花子たちの話す甲州弁に興味を持っていただいた方も居るんじゃないでしょうか。
また、甲州弁がバラエティ番組で取り上げられるなど、話題にもなっていましたね。
お客様に「甲州弁喋ってみてよ!」なんてリクエストを頂くことも少なくなかったです。

「急には出てこんからそんなこと言っちょし!」

と答えてみたのですが、お客様はポカン顔。
でもすぐに気付いたのか、「今の甲州弁?」「もう一回言って!」と、ちょっとしたパフォーマンスになってしまいました。
ちょうどお会計中だったのですが、もちろん甲州弁のお代は頂きません。
「スマイル0円」ならぬ「方言0円」です。

実は企画室にもあるんです、甲州弁。
カレンダーや予定が書かれた重要そうな紙に混ざって貼られているものだから、ちょっと気になっていたんですよね。

「て!」は驚いたときの感嘆詞。
「ずら」は「~だろう」「~でしょう」と確認や承認を得るときに使われます。
甲州弁の中でもよく使用され、甲州弁と言ったらこれ!という感じで親しまれています。

方言って、目には見えないけれど、古くから受け継がれてきた立派な財産だと思います。
甲州弁はちょっと格好悪いところもあるけど、でもそこが愛嬌のある憎めない存在。
「甲州弁ブサイクだよね」なんてからかわれても、「ほーずら?」と笑って言っちゃうのです。
桔梗屋は、山梨産まれ山梨育ちの従業員がほとんどです。
就業中は気を付けていますが、ふとした時に方言が出てしまうスタッフもいるかも。
広い心でお許しいただき、ぜひ「それ甲州弁?」とお声掛けいただければ嬉しいです。

ozawa

2019年06月15日

あなどるなかれ

6月も半ば、梅雨入りし雨の日が多くなってきたかと思えば、
太陽がサンサンと照らす良い天気。
ちょっと気を抜いて外へ出掛けると、肌がひりひりとして
半袖の長さで、腕に日焼けの跡が出来ました。
学生の頃は、陸上部に所属していたので
基本的に上はランニング、下はランニングパンツ。
全身こんがりと焼けていました。
ですが、最近はそんなに肌を出すことがないので
久しぶりにこんなにくっきり日焼けをしました。
晴れの日よりは紫外線は少ないとはいえ
今日のような雨の日にも紫外線は降り注いでいるよう。
まだ6月だからとあなどってはいけませんね。
外に行く時は、しっかり日焼け止め対策をしないと。

最後に、先日行った
長野県の馬篭宿での一枚。
今も江戸時代の面影が残る、石畳の坂の街道と
道の脇に咲くお花。素敵でした。

ayumi

2019年06月13日

こころの味方

この間、机の上にお土産をどっさりくれたayumiさんから
もうひとつお土産をもらいました。

岐阜にいってきたそうですが
岐阜のお土産といえば。

さるぼぼです。

色違いを一個ずつ買ってきてくれたので
企画室のみんなでそれぞれ好きな色を選びました。

さるぼぼが岐阜県のお土産というところまでは知っていましたが
それ以外は全くの無知。
せっかくもらったからにはちゃんと知っておかないとな。

飛騨弁で赤ちゃんのことを「ぼぼ」というそうで
猿の赤ちゃんなのでさるぼぼ。
名前にさるがついているので考えてみればそうなんですが
服を着て頭巾をかぶっているのでてっきり人だと思っていました。

見た目ももちろんですが、さるぼぼという名前の響きがなんともかわいい。

私は一番オーソドックスかな、と赤いさるぼぼを選びましたが
家族円満のお守りなんだそう。

色ごとご利益が違うんですが
ご利益で選ぶのもよし、好きな色で選ぶのもよしですね。

顔がなく、のっぺらぼうなのも作り手の感情に左右されずに
手に取った人の心を表すためだそうです。
嬉しいときには笑顔に見えたり、悲しいときには一緒に悲しんでくれたり。
だれでも気持ちを分かち合ってくれる存在が欲しいですよね。
顔がないので無愛想に見えてしまいがちですが
常に同じ表情のものよりそれぞれの持ち手がしてほしい気持ちの受け取り方をしてくれそうですね。

このさるぼぼの顔が常に嬉しい顔に見えるように日々を過ごしていきたいです。
でも私自身には顔があるので表情豊かに過ごすことを心がけ
さるぼぼとは違って表情を武器に人の支えになれたらいいな。

ふるや

2019年06月12日

POPも個性

山梨も梅雨入りしましたね。
自他共に認める最強の晴れ女である私は、
なかなか雨の日を楽しんだことがないのですが、
この時期はお気に入りの傘をさして、
雨に濡れたみずみずしい紫陽花を写真に収めてみたいです。

先日出かけた時も雨の予報だったのに、
一日中じりりと太陽が照り付けるほどの晴天。
おかげで綺麗な写真が撮れました。

今回、私の旅の目的は水族館。
もはや立派な趣味のひとつとなっている水族館巡りですが、
最近は展示だけでなく、飼育員さんが作った生き物の紹介POPや、
飼育の記録、イベントの告知ポスターを見るもの楽しみのひとつです。
なかでも私が好きなのは、飼育員さんの推しを紹介したPOP。
自分の好きな生き物を紹介しているので、
マニアックな知識や愛などの熱量がこもっているので、
読んでいて面白いんですよ。

私も森の中の水族館。のPOPを作成することがあるで、
他の水族館さんの展示物を見ると、
このイラスト可愛いな、こういうデザインは面白いなと
良い刺激にもなります。

次回、森の中の水族館。の特別展は2年ぶりの大金魚展。
久しぶりにPOPを作成しているので気合いが入ります。

inoue

2019年06月11日

選ぶ楽しみ

朝出勤すると、デスクの上に何やら素敵なものが。
inoueさんとayumiさんがそれぞれ箱根と岐阜へ旅行に行っていたようで、お土産を頂きました。

観光はもちろんですが、お土産選びも旅行の醍醐味の一つですよね。
こんなところに行ってきたよ!と思い出を共有出来たり、驚いた顔するかな、喜んでくれるかな、と反応を楽しみにしたり。
私はしばらく行けてないのですが、旅行に行くとそれはもうたくさん買ってしまいます。
何を買うかは事前に決めるタイプなのですが、あれもこれもと目移りしてしまって、観光が目的なのかお土産を買うのが目的なのか分からなくなってしまうほど。
毎回、またこんなに買ってきたの、と言われてしまうくらいです。

これほど桔梗屋が地元の会社で良かったと思ったことはありません。
旅行で山梨に来ていたら、「ここからここまでください!」と、きっと桔梗屋の商品をまとめて買っていたことでしょう。

昨日から「みんなが贈りたい。JR東日本おみやげグランプリ2019」が開催されています。
山梨県の桔梗屋からは「桔梗信玄生プリン」がノミネートされています。

茨城旅行をしたときに買ったお土産がいくつもノミネートされているのですが、今回はライバル。
魅力的なお土産はたくさんありますが、その中でも桔梗信玄生プリンが皆様の目により魅力的に映るよう、今日も一つ一つの仕事を誠心誠意込めて取り組まなくては。

ozawa