2019年11月10日

今年一番


11月はライオンだよ。
企画室で使っているお気に入りの動物カレンダー
来月の写真が見たくてペラリとめくると12月の文字。

ビックリしました。
なんだか1年ってあっという間ですね。

今年はどんなことがあったのか
みんなで振り返るのが企画室の年末の恒例。
少し早いですが、私は今年一番の出来事が決まっています。

つい先日行われた、ハイジの村と
スイスバレンベルク野外博物館との姉妹提携調印式。

え、なんで今年一番かって?

実は今年一番ドキドキしたんです。

桔梗屋やハイジの村の社長、在日スイス連邦大使、
バレンベルク博物館の館長たちが集まって行う大事な式典。
もう一回お願いします。は出来ないので、
撮影忘れがないように、メディアの方がしっかり
取材できるように、ドキドキしながら立ち会いました。

さらに私をドキドキさせたのが、スペシャルゲストのお二人。
アニメ「アルプスの少女ハイジ」キャラクターデザイン、
作画監督の小田部洋一さんと、
ハイジを演じた声優の杉山佳寿子さん。

言わばハイジの生みの親たち。
みんなが大好きなハイジを作り上げた人達なんだと
思うとドキドキでしたね。

実は小田部さんとお話する機会があったので
握手をしてもらったんです。
子供の時から好きだったアニメやゲームを
手がけた方との握手は一生の思い出です。

沢山ドキドキした式典。
ほんの数時間の出来事でしたが、
ここまでの準備は数時間なんてものではありません。

パネルやタペストリーで飾られた和会席桔梗は、
ハイジの村スタッフが夜遅くまで残って準備を
したんだよと聞きました。

【ハイジの村ブログ】
一目見て結婚式みたいと目を奪われた豪華なテーブル装花も、
数日前から桔梗屋スタッフがハイジの村園内を巡りながら、
高枝切りバサミを使って紅葉したマユミの葉や枝、
秋バラ、バラの実を摘んで準備をしていたんだそうです。

「スイスを旅しハイキングをした時に、
壮大な自然の中に溶け込むように必ず花が優しく
咲いていたのでその景色を思い出しながら活けました」と
教えてもらいました。

スイスから長い時間飛行機に乗ってすぐに調印式。
ではなく、前日には桔梗信玄餅工場テーマパークでも
バレンベルク野外博物館の館長さんたちをおもてなし。

山梨の郷土料理ほうとう、鮑の煮貝、
桔梗信玄餅の包装体験や工場見学など
桔梗屋ならではの体験を楽しんでもらいました。

他にも、クララ館での宿泊や食事会、調印式の司会進行など、
大勢の桔梗屋、ハイジの村スタッフが携わっているんですよ。
【ハイジの村ブログ】

調印式に立ち会うことが出来なかったスタッフには
申し訳ないなと思いつつ
社長や館長さんのスピーチを聞けて
小田部さんともお話することができたなんて、
本当に貴重な体験。

私が英語を話せたら、
直接スイスの方ともお話ができたのかな。
来年の目標は英語の勉強ですかね。

inoue