2020年01月27日

希望の光


仕事を終えて、帰路での信号待ちにて。
夜空をボーっと眺めていると、急に空の一点がピカッと光りました。
左から右へ流れていくまばゆい光。
流れ星にしては明るくて、隕石かなと思っていたんですが、正体はこれのようでした。

国際宇宙ステーション「きぼう」は地上から約400km上空に設置された宇宙実験施設。
かなりの速さで消えていったので、あれが有人だなんて不思議な気分です。

長寿村権六に配属だった頃、毎日のように茨城からの旅行団体がいらっしゃっていました。
あまりにも毎日茨城の名前を目にするものだから、どんなところなんだろうと気になってしまうもの。
梅の咲く時期に予定の合った友人を誘って遊びにも行きましたよ。

茨城といえば納豆に、偕楽園に、魅力はたくさんありますが、その中で訪れたつくば市といえば、
やはり研究施設が集まった学園都市だということ。
JAXAにも行ってきましたが、あそこに展示されていたものが宇宙に旅立ったことがあったり、
今も宇宙を漂っていたり、発明ってすごいなと驚かされました。

地球にいる私からは光としてしか認識できませんでしたが、宇宙にいる「きぼう」からはどんな風に見えていたんだろう。
想像するのも楽しいですね。

観測できるとは思わなかったので、あのときに赤信号でラッキーでした。
運転中は集中しなければなりませんが、見慣れた道だとしても新しい発見があったりするのかもしれません。
いつもは赤信号なんて憂鬱でしかないですが、今日の赤信号は楽しめそう。
どんなところで、どんな形で、“きぼう”を見つけられるか分からないですからね。

ozawa