2020年02月29日

特別な日


今日は2月最終日。
4年に1度、オリンピックと同じ周期でやってくる2/29は、何だか特別なもののように思えます。

幼い頃は、いや、今も実は気になっているのですが、
「今日生まれた人って、閏年じゃない日はどうしているのだろう?」という疑問があります。
前日にお祝いするのでしょうか。それとも次の日?
そんな話を友人と最近していたのですが、
「あんた2/29生まれのクラスメイトに、『3歳の誕生日おめでとう!』って言ってたよ」
なんて言われてしまいました。
過去の私は4年に1度お祝いしていたそうです。
「そっちのほうが特別感出るじゃん」とも言っていたとか。

今日出勤すると、inoueさんが暗い顔。
楽しみにしていたイベントが、当日になって急に中止となってしまったそう。
休みを取ってどれだけ楽しみにしていたか知っているからこそ、残念な気持ちが大きくなります。

新型コロナウイルスの影響で、イベント等は軒並み延期や中止。
東京オリンピックも、中止したほうが良いのではないかという意見が出てきています。

突然、昨日が最後の登校日になってしまった子どもたちがたくさんいます。
卒業式すらきちんとできるかどうか。
来年小学生になる子どもを持つ友人がいますが、「卒園式がなくなってしまうかも」と嘆いていました。
誰もが「仕方がないんだけど、でも」と、分かってはいるんだけど割り切れない、そんな気持ちを抱えているようでした。

小学6年生の卒業間近、私は閏年のクラスメイトをお祝いしていて。
私ははっきりと覚えていませんでしたが、友人は「4年に1度だけ祝っている変な奴がいる」と強く覚えていました。
あの時、今年のような状況だったら、きっとその1日を鮮明に覚えていたはず。
最後の登校日を噛みしめて過ごして、「特別」にしていたと思います。
何がきっかけで、一生を通して忘れられない出来事になるかは分かりません。
気持ちの切り替えはまだ上手くできないかもしれませんが、
「あの時はこんなことがあったよね」と、笑い話に出来るように。
今はまず、これ以上の感染拡大を防ぐためにも、一人一人の予防の意識を高めていかねばなりませんね。

ozawa