2020年03月19日

いつかの出会いへ


Facebookページには毎日のように通知が来ます。

一件一件チェックしていくのですが、あるメッセージで手が止まってしまいました。
そこに並んでいたのはアルファベット。
何度見直しても見慣れたひらがなはなく、アルファベットの羅列がそこにありました。
「Konnichiwa!」の後には、「森の中の水族館。の入館料が分からない」という英文が書かれ、
最後には「Can you help, please!」の文。
たとえそれが日本語でも英語でも、地球の裏側の聞いたことのない言葉だとしても、
「助けてほしい」「手を貸してほしい」と言われれば、どうしたってお応えしなければ。

今回は入館料が不明とのことだったので、HPのURLを貼って説明文を入れれば大丈夫かなと思っていたのですが、ここで問題発生。
森の中の水族館。は、新型コロナウイルスの影響を鑑み、現在は臨時休館しているのです。
「新型コロナウイルスの感染と拡大防止のため、臨時休館とさせていただいております」
なんて英文は習ったことがありません。
例え習っていたとしても私に使えるかどうか。
得意なのは「このときのA君の気持ちを答えよ。」という国語の問いばかりで、英語と数学はさっぱりだったのです。

とにかく返事を、と水族館のスタッフにどんな文章でお答えすれば良いか相談をしたのですが、なんとここで救世主が。
スタッフの1人が英語が得意だと言うのです。
ありがたく考えてもらった文を使って返信をしました。

その後、「7月の旅行を考えていて、状況をみて9月に延期します」とメッセージが来ていたので、
お越しをお待ちしていると私もお返事。
中学か、高校か。
いつか習った、~するのを楽しみにするという意味の構文「look forward to ~ing」を使って、
私にもなんとか返事ができました。
素敵な旅行にしてほしいという気持ちを込めて。
あなたに会えるのを楽しみにしています。

ozawa