2020年05月17日

一時修羅場の企画室


あれ、今日の企画室はいつもと雰囲気が違います。
停電?
いいえ、電気は私が消しました。

電気を消す原因となったのはこのお方。

ブゥンと音が聞こえてきたので「また大きなハエが入ってきたなぁ」とのんきに構えていたのですが、それにしても音が大きくないかと振り返ってみれば、その正体は蜂でした。
私達の頭上にある蛍光灯を行ったり来たりと繰り返していたので、窓の方へと誘導しようと消灯。
その作戦は上手くいったものの、今度は窓に居付くように動かなくなってしまいました。
「こんなところに住みついても長生きできないよ」
と問いかけてみるも、蜂さんに私の言葉が届くはずもなく。

ましろさんが蜂に箱をかぶせたものの、動くことも出来ずこれからどうすればいいのか。
私がその上からごみ袋を重ねてみたものの、かぶせたのが箱から袋になっただけで現状打破は出来ず。
「勝手に出て行ってくれ」と窓を開けては見たものの、まったく動く気配もありません。

箱をつかみ取り、ごみ袋を引っ張り出し、最後に手に取ったのは発明。
恨みはないものの、いえ、仕事の邪魔をされたのでちょっぴり恨みはありますが、外へ逃がすのは諦めて殺虫スプレーで撃退することに。
あんなに苦労した蜂の対応が一瞬で終わったので、文明の利器というのはすごいなぁと感心してしまいました。
一悶着ありましたが、窓を開けるようになったことで鳥のさえずりや虫たちの生きる音が聞こえるようになり、生き物たちが活発になる季節がやってきたのだと改めて感じるひと時となりました。

ozawa