歌うことの意味を知る
突然ですが、桔梗屋のCMソング「遠く青い空は~桔梗屋の味」を聴いたことはありますか。
山梨県出身、在住の方は知っている方も多いはず。
先日、自宅でテレビを見ていたら、桔梗屋のCMが放送されていて、
曲を聴く度に思わず歌いたくなるような、歌詞とメロディですね。
僕が幼少期の時から聴いたことがあった歌なので、桔梗屋に入社する前から自然と歌詞も覚え、
いつの間にか歌えるようになりました。
ちなみに僕が印象強いと思うバージョンは「すずめ取り編」ですが、皆さんはどうでしょう。
CMソングは聞く人によっては、山梨県を代表する歌と認識している方もいますよね。
そこで最近気になったのは、全国にある「都道府県民歌」の中でも、地元山梨の「山梨県の歌」についてです。
山梨県ホームページによると、昭和25年8月12日に制定されたそうで、
西暦ですと1950年、日本は第二次世界大戦終戦から約5年後の時代に作られました。
作曲の意は「戦後の混乱期にあって郷土の素晴らしさを認識し、理想山梨建設の郷土愛の高揚をはかるため」と
記してあり、戦後の山梨県の復興を願って作られました。
歌を聴くと特に三番の歌詞が印象的でした。
戦争を経て日本は経済大国と呼ばれるまで至りましたが、
それには激動の時代に日本を変えた歌の力があったのかもしれませんね。
実はこの「山梨県の歌」が県民から忘れられようとしていると聞き、
山梨県民として寂しさを感じます。
桔梗屋では新型コロナウイルスが蔓延する前の新年会で
県歌を忘れないように「山梨県の歌」を合唱したそうです。
僕が入社する前のことだったので、まだ歌うことは出来ていませんが
ふるさとを大切に思う先輩方が残したメッセージを
よく理解して、時には励みの歌、また教えを示す歌として
歌えるように練習しようと思います。
ふるや