春のパスタ
はじめてのブログは、絶対にこれを書くと決めていました。
ハイジの野菜畑直営レストラン「マリエ・フローラル」の日替わりランチパスタがすごいんです。
入社して間もなく、企画室でメニュー表を作成していた日のことです。
こんなにもおしゃれなお店があるのかとはしゃいでいたら、
inoueさんがランチに連れていってくれました。
パスタ・サラダ・スープ・バケットがセットになっている充実ぶり。
さらに印象的だったのが、そのボリュームです。
じつは食べることが大好きで、
行ったことのないお店に入ると、量が足りるか心配になってしまうのですが。
繊細な料理でありながら、しっかりとお腹いっぱいになりました。
inoueさんに思わずうれしさを伝えたところ、
桔梗屋のメニューは量が多いんだよ、とニコニコしながら教えてもらいました。
さて、自信を持っておすすめするランチパスタ。
2025年2月1日(土)より、春のメニューが登場します。
・シラスと春キャベツのアーリオ・オーリオ
・そら豆とエビのクリームソース
・春野菜とフレッシュトマトパスタ
旬の食材は色鮮やかで、目で見ているだけでも楽しいラインナップです。
そのほかにも「ボンゴレ・ビアンコ」が、新しくレギュラー入りしました。
スープ仕立てであさりのお出汁がたっぷり。ピリッとした辛みのアクセントが効いています。
憧れのなすわざなのか。
海に面していない「海なし」県なのに、マグロ好きで有名な山梨県。
あさりの消費量も甲府市が全国1位なのだと知り、おどろきました。
現代ほど交通網が発達していない江戸時代。
日持ちがしない海産物は馬の背に積まれ、最短距離で運んでいたようなのですが、
それは険しい山道。まさに命懸けだったそうです。
人の願いを実現させてきたのもまた人だということ。
受け継がれてきた文化に思いを馳せ、海の幸をいただきたいと考えるきっかけになりました。
食を通じて、その土地のルーツを辿る。
地産地消とは、旅のようなものなのかもしれません。
ハイジの野菜畑直営レストラン「マリエ・フローラル」。
料理に使っているのは、自社農園で育てた野菜。
足を運んでくださるお客さまの顔を想像しながら、育てた野菜です。
あくせくしがちな日々に花を添える、居心地のよい空間です。
いつでも小旅行しにいらしてくださいね。
おさだ