2025年10月30日

土佐からのおきゃくさん


高知県から、
お義父さんとお義母さんが遊びにきてくれました。

酒国・土佐と呼ばれるほど、酒文化が根づいている高知県。
宴会のことは「おきゃく」といいます。
なにかにつけて宴会をするのが好きな県民性らしく
親戚や友人、ご近所さんなどのお客さんを招いているうちに
いつしか宴会それ自体を「おきゃく」というようになったのだとか。

結婚あいさつがてら高知市を観光したとき
名所の「ひろめ市場」という屋台村に立ち寄ったのですが
見知らぬ人ともお酒を差しつ差されつ
すぐに打ち解けている光景が、印象に残りました。

職業柄、県をまたいでの転勤も多く
その土地土地の美酒・美食を知っているおふたり。
案内する肩にも自然と力が入ります。

西日本でも桔梗信玄餅は有名なようで
工場見学がしたい、職場からもお土産を頼まれているという
お義母さんの熱烈なリクエストを受け
まずは桔梗信玄餅工場テーマパークへ向かうことに。

お客さまの立場で入るのは小学生以来だったのですが
バスツアーに参加された、たくさんの方が
工場見学通路で販売している
できたての桔梗信玄棒をつまみながら歩いており
普段、勤務しているだけではなかなか見ることのできない
新鮮な反応を知ることができました。

社員特価販売1/2で
たんまり買い込んだお菓子を味見しました。
上品で、後味がさっぱりしていると
特に「桔梗信玄餅アイス吟造り さくら」が好評。
溶けるものは持って帰れないねと残念がっていたので
今度こっそりクール便で送るつもりです。

日が暮れるとともに甲府駅周辺に移動し、
「カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館」と「桔梗茶屋」へ。
山梨ワインや地酒、地のものを使用した料理に
食通のお義父さんも「こりゃあイケるな」と唸っていました。

明日はハイジの村に行く予定らしく
じつはそこも桔梗屋がやっていまして、と伝えると
「(山梨県は)どこもかしこも桔梗屋なのねえ」と目を丸くされました。

おさだ