2025年09月06日

秋が来たって 飽きのこない


父方の祖父が手塩にかけて育てている畑では
ほくほくとした秋の野菜が収穫の時期を迎えつつあります。

物心つく前からその恩恵をこうむってきた父は
俺はもう一生分食べた、飽きたんだと
食卓に並ぶ、さつまいもやかぼちゃなどの料理に駄々を捏ね
それでも残さず平らげるさまが我が家の風物詩です。

かくいうわたしは秋の味覚に目がない娘で
新作スイーツを求め、毎年コンビニエンスストアをはしごしているほど。
桔梗屋の秋のお菓子もこれからますます賑わいを見せるので、
全種類コンプリートするぞと意気込んでいます。

今回は「くりっ娘」を買ってみました。

桔梗信玄餅が爆発的に売れ
他のお菓子を作っていると桔梗信玄餅が作れない状態になり
一時期、製造をやめていたお菓子です。

刻んだ栗と白餡をパイ生地の中に包み
こんがり焼き上げた、しっとりした食感のパイです。
復活するにあたって
食感の楽しいくるみと餡がよく合う「くるみ坊」も同時発売しました。

三、四十年前の発売当時に人気を博していた、くりっ娘。
きのう父方の祖母と、くりっ娘・くるみ坊を半分こずつにしたのですが
えらい懐かしいおやつを買ってきたじゃんけと目を細めていました。

ひと夏の恋は、秋(飽き)が来てあっけなく終わるといいますが。
時を越えて愛されるお菓子というのも、秋にはちゃんとあるようですよ。

おさだ