2025年05月20日

季節のランチパスタとディナータイム限定メニュー

甲斐市にあるレストラン、マリエ・フローラルで好評いただいている
「季節の日替わりランチパスタ」が夏メニューになりました。
日替わりパスタにスープ・サラダ・キッシュがついた、お得なセットランチです。

【自社農園 夏野菜のトマトソースパスタ】

自社農園で収穫した野菜とトマトを煮込んだソースに、
焼き野菜とチーズを乗せたパスタ。
トマトとチーズは相性抜群。美味しいのはもちろんのこと、
ごろっと乗った焼き野菜の食感も楽しく、体に嬉しい一品です。

【自社農園 夏野菜のペペロンチーノ】

自社農園で収穫した野菜をふんだんに使用した、
ハーブが香るオイルパスタです。
オイルパスタですが、ふんわり香るニンニクと、
新鮮な野菜でさっぱりといただくことができますよ。

【エビとトマトのレモンクリームパスタ】

生クリームのコクと、レモンの爽やかな香りが楽しめるパスタです。
パスタにしっかり絡む濃厚なクリームと、ぷりっとしたエビの旨味。
レモンの爽やかさも加わって、最後まで飽きの来ない一品です。

どのパスタも魅力的で、つい何度も通って食べ比べたくなってしまいます。
日替わりなので、お目当てのパスタがある方はスタッフに聞いてみてくださいね。

さらにディナータイムに新メニューが登場です。
【和食屋のまかない丼(まぐろの漬け丼)】

タレに漬け込んだまぐろをたっぷりとのせた丼ぶりです。
山梨県民の大好きなまぐろを、特製のタレに漬け込みました。
お味噌汁とお漬物もついて、大満足なボリュームです。

【レストランのまかない丼(ローストビーフ丼)】

和風ソースで和えたローストビーフを乗せた丼ぶり。
大根おろしとわさびで味の変化を楽しむことができます。
ジューシーなお肉とさっぱりとした大根おろしは、
これ以上にない最高の組み合わせですよね。

今回紹介した新メニュー以外にも、
魅力的なメニューが盛りだくさんなマリエ・フローラル。
食後にぴったりなデザートや可愛らしいスイーツも、
次回のブログで紹介できたらと思っています。

Yuuki

2025年05月15日

ハイジの村のお花たち

先日、お花の撮影をするためにinoueさんとハイジの村へ。
 
ゴールデンウィークまではチューリップ祭りを開催していました。
ご家族連れのお客さまや、ワンちゃんとお散歩されるお客さまなど沢山の方に来ていただきました。

5月下旬にはジャーマンアイリス祭りや世界のバラ博2025を開催します。
撮影した日のお花たちの咲き具合はあともう少し、見頃が待ち遠しいですね。
ハイジの村のホームページでは開花状況をおしらせしています、ぜひチェックしてみてくださいね。
 
一足先に、駐車場のジャーマンアイリスが咲いていたので撮影しました。
風がそよいでお花が揺れると、辺りは優しい香りに包まれていましたよ。

 
広い園内の敷地内では他にも綺麗なお花たちが。
こちらは、ぱっと目を引く大きな牡丹と風に揺れる姿が可憐な藤の花。
今回撮影した中でも、特にお気に入りのお花たちでした。


食べられるお花、エディブルフラワーの温室も見学できます。
園内にあるレストラン・ボルケーノでは、エディブルフラワーを使用したメニューもいただけますよ。

中庭では花苗も販売中です。

定番のお花から珍しいお花まで、多数取り揃えています。
温室内では多肉植物やグリーンプランツなども取り扱っていますよ。
たくさんの苗たちからお気に入りの1つを見つけてみてくださいね。

Yuuki

2025年05月06日

桔梗茶屋グランドオープン

2025年4月19日(土)
甲府城南側の新名所「小江戸甲府花小路」に
桔梗茶屋をグランドオープンしました。

山梨県民が親しんだ味を召し上がっていただくことを
コンセプトに「甲州ソウル(魂)フード」を提供します。

【甲州まぐろ焼き】
「海なし県」でありながら、大のマグロ好きで知られる山梨。
そこで桔梗茶屋は鯛(たい)焼きではなく、県民に馴染みの深い鮪(まぐろ)の型で焼きます。
オープンキッチンで外から焼いている過程を見ることも。
お味はつぶしあんとカスタード。テイクアウトで食べ歩きを楽しんでいただけます。

【あさりラーメン】
マグロ好きの陰でひそやかに全国ナンバーワンを誇っているのが、甲府市のアサリの消費量。
ラーメンの他にも「あさりうどん・そば」「あさり汁」とバラエティに富んでいます。

【甲州ソースカツ丼 鬼カツ】
ご飯の上に千切りキャベツ
その上にザクザク衣の鬼カツをのせ
ソースをかけて食べるのが甲州流のカツ丼。
一般的な卵とじのカツ丼は「煮カツ丼」と山梨では呼んでいるんです。

【俺んちの葡萄酒】
甲州では昔からワインではなく「葡萄酒」と呼んで
ブドウの栽培農家の多くが各家庭で自家用に作っていたそうです。
今ではご近所さんで集まり、免許を取得し地元ワイナリーになった会社もあるのだとか。
桔梗茶屋では一升瓶から湯飲み茶碗に注ぐ伝統のスタイルでお出しします。

【甲州名物 本格煮込み 信玄ほうとう】
父方の祖母に今晩なに食べたいかと聞かれ
必ずといっていいほどねだってしまう、ほうとう。
うちで採れた野菜をごったにして煮込む家庭だからこその豪快さが良く
外に食べに行くと提供される一人前の鉄鍋スタイルが、どこかよそよそしく感じるものでしたが。
桔梗屋のほうとうは、野菜の旨味が凝縮されたトロリとしたスープ。
大切りかぼちゃがごろごろ入っていて、そうそうこれこれと嬉しくなる味です。

夜になると茶屋はすっかり居酒屋の顔。
「桔梗信玄Kuromitsu Black」といった桔梗屋ならではのお酒、山梨の地酒が堪能できます。
「鳥もつ煮」「けっとばし(馬刺し)」「甲州ワインビーフの鉄板焼き」「鮑の煮貝サラダ」「あさりのワイン蒸し」
マス類で最高級とされるキングサーモンとニジマスを交配した「富士の介の刺身 るいべ」など
居酒屋メニューも地のものが揃い踏みです。
わたしはお酒が飲めないのですが
おつまみを食べることが大好き(特に馬刺しは大大好き)なので
寄る機会を今か今かとうかがっています。

オープン前の準備期間より
通りがかった方から「まぐろ焼きを楽しみにしていて」とお声をいただき励みにしていました。
グランドオープン当日は、甲州まぐろ焼きのテイクアウトに絶えぬ行列。
テレビや新聞の取材に広報担当の企画室もてんてこ舞いです。

小江戸と呼ばれたころの賑わいを楽しめる花小路。
逸品のかずかずに舌鼓を打ちながら、その歴史や文化に想いを馳せ
山梨・甲府の話題に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。

おさだ

2025年04月13日

工場祭り

昨日から今日にかけて『第21回 桔梗屋工場祭り』を開催しています。
会場は「桔梗信玄餅工場テーマパーク」と「山梨県森林公園 ふれあいの森広場」の2か所です。

桔梗信玄餅工場テーマパークは、お菓子と食のテーマパーク。
日本一の工場祭りを目指して屋台もイベントも盛りだくさんです。

工場の外壁には、桔梗信玄餅の布袋で描かれた大きな「桃」の絵が。
恒例の「数当てクイズ」です。
布袋の数を回答していただくと、
正解者のなかから、抽選でNintendo Switchなど豪華景品が当たります。
ぜひ奮ってご参加くださいね。

「プレミアム商品券」は1000分の商品券をお買い上げごとに、
工場祭りで使える200円のお買い物券が付いてきてとってもお得です。
さらに抽選で、桔梗信玄餅の詰め放題が無料で体験できるチャンスも。

やきそば、大根もち、からあげ、しゃかしゃかポテト、えびせん、イカ焼き、豚串、豚もつ、
つきたて餅、赤飯、栗福おこわ、みたらし団子、じゃがバター、りんご飴、べっこう飴、チュロス、
生ビール、葡萄酒…と書ききれないほど軒を連ねている屋台メニュー。

特にわたしがおすすめしたいのは、初登場「ロボットチャーハン」です。
チャーハンを作ってくれるロボットは、企画室のYuukiさんがデザインしました。
人とロボットが一緒にはたらく近未来的な屋台。
調理過程を見るのもわくわくします。

工場直出しで販売している「イチゴミルクまんじゅう」は、なんと3個で25円。
瞬く間に売り切れてしまうため、おひとり様2セット限り。
苺は自社農園産。68年前のおまんじゅうの価格そのままです。

「プレミアム桔梗信玄ジェラート極」

「桔梗信玄ソフト+」

「桔梗信玄シェイク」

桔梗屋ならではのスイーツが勢ぞろい。
南アルプス・八ヶ岳の天然氷を使用した「かき氷」も逸品です。
こだわりのシロップは全部で2種類。食材そのものを活かした自慢の味です。

子どもが楽しめるちびっこ縁日や、
忍野村にある淡水魚専門の水族館「森の中の水族館。」もやってきます。

イベントステージには、山梨や甲州にゆかりあるさまざまなゲストが色彩を加えます。
今日はご当地ヒーローの甲州戦記サクライザーショーや、
ハイジの野菜畑スタッフのジャズシンガー吉川美保さんなどが出演します。

あいにくの雨ですが、桔梗信玄餅工場テーマパークのイベントステージは屋内(東治郎一宮店の奥のスペース)に変更して行います。
野外にも大きな大きなテントを張ってありますので、濡れる心配なく屋台のお食事や甘味を満喫していただけますよ。
お足元にお気をつけていらしてくださいね。

おさだ

2025年04月01日

桜と和菓子

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

世の中に桜がまったくなければ春の人の心はのどかだっただろうに。
いつ咲くのか待ち遠しく、
咲いたかと思えば、いつ散ってしまうのか穏やかでない。
日本人が抱く桜の印象がよく表れているこの和歌を詠んだのは、在原業平。
『伊勢物語』のモデルとなった歌人です。

儚いからこそ美しい。
食べるとはらり、なくなってしまう和菓子も、
古くよりわれわれの心を掻き乱す桜にどことなく似ています。

今回は、行楽にもってこい。
うららかな春のお菓子をご紹介します。

・桜餅 貝合せ
風味豊かな桜の葉と、可愛らしい桜の花を添えた桜餅です。

・道明寺桜餅
道明寺粉でこし餡を包んで桜の葉を巻いた、もちもち食感の桜餅です。

・長命寺焼き桜
薄く焼き上げた小麦生地でこし餡を包み、桜の葉を巻きました。

・桜まんじゅう
刻んだ桜の葉を入れた、ほんのりピンク色の餡が春らしい小麦生地のお饅頭です。

・桜きんつば
刻んだ桜の葉の塩漬け入り桜餡に薄くのばした小麦生地をつけしっとり焼き上げました。

・花見団子
桜色、緑色、白色の三色のお団子。それぞれ桜餡、つぶし餡、こし餡を包んでいます。

・よもぎ草餅 貝合せ
よもぎの風味が春の息吹を感じる、つぶし餡の草餅です。

・よもぎまんじゅう
よもぎ入りのしっとりとした生地に、たっぷりのつぶし餡を閉じ込めました。

・きみしぐれ
春を感じる色合い、口の中でほろほろと優しい甘さが広がります。

甲斐源氏発祥の地。
そういわれる平塩の丘に、母校の小学校は位置します。

通学路にしていた宝寿院というお寺は、枝垂桜の名所です。
満開の下、出会いと別れをけんけんぱーして、
無邪気に駆けていったものでした。

悲しいことがあると、家とは逆方向に歩きました。
丘の上で、甲府盆地を一望できる農道にさしかかります。
毎日の人の営みがぴかぴか光り、粒の集いが夜景になる。
それはそれは綺麗なのです。

花は散り。されど実がなる、種ができる。
めくるめく季節のわだかまりもろとも引き受け、また次の年に花は開く。
桜には、そういった未来を見据える逞しさもあるのではないでしょうか。
きっと時代の風に吹かれようと和の心をつないできた和菓子にも。

我慢をいくどとなくやり過ごし、再び盛りはじめたお花見。
たとえさみしさが下地にあったとしても、
賑やかにすることで、明日を獲得していく強さを噛みしめながら、
みんなで花も団子も楽しみたいです。

おさだ