2023年08月02日

あべかわ餅

8月が始まりました。
私がこの時期にとても楽しみにしているのが、

「あべかわ餅」

先日は各店舗に送るチラシを振り分け、POPを印刷しながら

そろそろあべかわ餅の時期だとワクワクしていました。

やわらかくコシのあるお餅に

桔梗信玄餅に使用しているきな粉と

桔梗屋特製の濃い黒蜜をたっぷりかけてお召し上がりください。

この山梨県で古来よりお盆の時期に供えて食べる習慣がある
あべかわ餅が「桔梗信玄餅」の発想のヒントになっているんですよ。
あべかわ餅を現代風に小さくまとめ、お盆だけでなく
一年中食べられるものにしたのが「桔梗信玄餅」なんです。
あべかわ餅は一年に一回、お盆の時期にしか食べられないので、
私にとって特別なお菓子なのですが、
桔梗信玄餅の発想のヒントにもなっているということを知ってから
食べるとなんだかさらに特別なお菓子のように感じます。
8月12日から16日までの期間限定の販売ですよ。
うちだ
2023年08月01日

土用の丑の日

まさに真夏といった天気が続く今日この頃ですが
先日は土用の丑の日でした。
私は桔梗屋グループのグルメマルシェで予約していた
うなぎを美味しく頂きました。

今まで深く考えたことはなかったのですが
ブログを書くにあたってふと
”土用”そして”丑の日”について
良く知らないことに気づきましたので
今回調べてみることにしました。

まず土用ですがこれは
春夏秋冬の変わり目の18日間のことで、
季節ごとに春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用
があるとのことです。

つぎに丑の日は
十二支の順でまわってくる
12日周期の日のことで
子(ね)に続いて2番目です。

それらを踏まえると土用の丑の日は
季節の変わり目の18日の期間内かつ
12日周期での2番目の日ということになります。

土用は18日間あるので年によっては土用の丑の日が
2日ある年もあるようです。
例を挙げると昨年2022年の夏の土用の丑の日は
7月23日と8月4日にあったようで、
このような場合は一の丑、二の丑と呼ぶそうです。

土用の丑の正体がわかったところで次に
どうして一年のうち何度か土用の丑があるのに
夏の土用の丑だけうなぎが盛んに食されるのだろうという疑問が浮かびました。

調べてみると3つほど理由があるようです。

1つ目の理由は
商売のためのキャッチコピーというものです。
現在は養殖技術が発達し一年中おいしくウナギを食べられるようになりました。
しかし天然のウナギは寒さに耐えるために栄養を蓄える冬の季節が旬で、
養殖技術が現代に比べて発達していなかった江戸時代は夏の時期に売り上げが落ちてしまったそうです。
そこで商人たちが考えたキャッチコピーが「本日、土用の丑の日」だったようです。

2つ目の理由は
体力を消耗しやすい夏の時期に
栄養のあるものを食べようという理由です。

3つ目は丑にちなんで「う」のつく
食べ物を食べようという理由で
ウナギのほかにうどんや瓜が食べられたようです。

ブログを通して土用の丑について詳しくなったので
今から来年の土用の丑の日が楽しみです。

うえだ