桔梗茶屋で昼食を
先日、inoueさんとお昼ごはんを食べに桔梗茶屋へ行きました。

注文したのはあさりラーメンと甲州ソースカツ丼 鬼カツです。

よくばりな私はどうしてもどちらも食べたくて、
inoueさんと半分ずつ分け合うことを快諾してもらったのでした。
ザクザクの衣と柔らかいお肉で食べごたえ抜群の鬼カツと、
あさりの出汁がしっかり効いたスープによく絡む中太麺。
今週から始まった、健康診断の4文字が脳裏をよぎりつつも
美味しすぎて、お腹いっぱい食べちゃいました。
けれども甘いものは別腹ですよね、と言い訳をしながら

桔梗信玄シェイクも楽しみつつ企画室へ帰りました。
食欲の秋、自制心を揺るがす秋。恐るべしです。
きっと健康診断が終わった後も、達成感から
ついついおいしいものを食べてしまうことでしょう。
運動の秋も堪能したいです。
Yuuki
芥川の愛した葡萄
発売される日を今か今かと心待ちにしていた
この季節だけの真っ白なお菓子。
「月の雫」という
ぶどうの粒を砂糖蜜で包んでいるお菓子は
桔梗屋の初代・中丸熊太郎が修行した
八日町(現甲府市中央二丁目)にあった老舗菓子店で生まれたとされており
歴史ある山梨の郷土菓子です。
月の雫には「甲州」というぶどうを使用しています。
ワイン用として、世界的に認められた日本の土着品種で
日本で最も栽培されている醸造用の白ぶどう。
山梨県での栽培面積は日本一を誇ります。
桔梗屋で販売している月の雫は
桔梗屋スタッフの福田さんの畑で育まれた甲州ぶどうを使用しており
どこまでも手づくりにこだわっているんですよ。
そんな甲州ぶどうを、こよなく愛した文豪がいました。
芥川龍之介。
『羅生門』や『蜘蛛の糸』などを書いた
大正時代を代表する作家のひとりです。
少年時代には徒歩旅行などで山梨に訪れ
成人してからも、
北杜市長坂町の清光寺で開かれた夏期大学で
人生と文芸について講義を行うなどのゆかりがあったのだとか。
山梨県の俳人である飯田蛇笏とも親交があったそうです。
第一高等学校一年生の秋。
山梨で実施された行軍演習を終えたあと
芥川は、友人にこのような手紙を送っていました。
「甲州葡萄の食ひあきを致し候 あの濃き紫に白き粉のふける色と甘き甘き汁の滴りとは僕をして大に甲斐を愛せしめ候」
飽きるほど食べたのだと書かれた文面からは
芥川が、甲州ぶどうと山梨を愛してやまない様子が伝わってきます。
芥川龍之介について深掘りしていると『秋』という作品が。
食欲の秋と読書の秋。
月の雫をおともに、秋の夜長をゆったり味わいたいと思います。
おさだ
10月からの新メニュー
メニュー表を作成しながら食べに行きたいなとずっと思っていた
釈迦堂PA上りでご飯を食べました。
たくさんのメニューがあり悩みましたが、
ネギ塩豚カルビ定食に。

量がとても多くて驚きましたが、
1000円以下でこの量を食べられるなんてとてもお得だなと思いました。
お腹いっぱいになり、大満足です。
10/1からは
秋季限定「さんまと舞茸の秋味丼」と
新メニュー「まぐろとアボカドのポキ風丼」が始まりました。
「さんまと舞茸の秋味丼」は
旬のさんま、舞茸、かぼちゃがたっぷりの秋の味覚丼ぶりです。


私が行ったのがまだ9月だったので食べることができませんでしたが、
アボカドが好きなので、次はまぐろとアボカドのポキ風丼にしようかな。
一般道からも行けるので、気軽に立ち寄れますよ。
店外にはお花の寄せ植えが沢山あり、
以前環境美化の工夫がお客様に安らぎと大きな感動を与えたとして
NEXCO中日本八王子支社感動大賞を受賞したこともある釈迦堂PA上り線山梨フルーツ王国。
秋の行楽シーズンで高速道路を使用する機会も多くなる季節ですね。
ボリューム満点の食事を楽しみながら
管理しているお花にも注目してみてください。
うちだ
アレンジレシピ募集中
秋特有の爽やかな気候で過ごしやすい今日この頃。
夏の間は人っ子ひとりいなかった近所の公園に
子供たちの笑い声が戻ってきました。
私も何か活動したいと思い
お休みの日にピザを焼いてみましたよ。



材料をまぜたら電子レンジで発酵。
フライパンで焼けちゃう簡単なレシピを見つけたんです。
他にもチョコソースとマシュマロで
デザートピザも焼いてみたのですが、
ふと、桔梗信玄餅を乗せても美味しそうとひらめきました。
ホットサンド、トースト、ラテ、パンケーキ、
企画室では様々な桔梗信玄餅のアレンジレシピを
美味求真で紹介してきましたが、
ピザはまだ作ったことがありませんね。
餅は温めるとトロっと柔らかくなるので、
生地と一緒に焼くバージョンと
焼いた生地にトッピングするバージョンで
作ってみようと思います。
みなさんもアレンジレシピを思いついたら
美味求真編集室まで教えてくれると嬉しいです。
inoue
富士には月見草がよく似合う
「東京の、アパートの窓から見る富士は、くるしい。」
大学進学を機に上京していたわたしは
そのさなかで『富嶽百景』のこの一節に出会いました。
後述するあの有名なフレーズも知らないで
六畳一間に充満する不安や焦りを、
ちょうどお酒のたぐいで流し込んでいたような時分。
憤りにも近い郷愁が煮えたぎっていました。
苦悩を抱えた主人公が、山梨県の御坂峠にかばんひとつさげてきて
毎日、毎日、富士を目の前にしながら生活を続ける
感情の変化によって、富士山の見方が変わっていく短編小説。
作者の太宰治をモデルにしている「私」が当初
俗っぽく、美化されがちな富士はだめだと決めつけていたことにも
なにかシンパシーを感じたのかもしれません。
やまなし(山無し)という響きを有しているにも関わらず
四方を山々に囲まれていることに
閉塞感を覚え、飛び出していったわたしにとっても
「日本一の富士山」というシンボルは
清潔なものを好む大衆にもてはやされるようで
どこか憎たらしかったからです。
「三千七百七十八メートルの富士の山と、立派に相対峙し、みじんもゆるがず、なんと言うのか、金剛力草とでも言いたいくらい、けなげにすっくと立っていたあの月見草は、よかった。富士には、月見草がよく似合う。」
今回のブログ記事タイトルにもしている、あまりにも有名なこのフレーズ。
月見草はその名の通り、夜咲きの一日花。
夕方から花が開きはじめ、朝にはしおれていきます。
立派に聳え立つ富士に対し
日陰のものとして描かれている月見草が
みじんもゆるがない姿に、主人公が自身を投影する場面です。
「桔梗屋の月餅 甲斐の月」は
この富士山と月見草をイメージして作られました。
桔梗信玄餅の濃い黒蜜が入った餡と風味が香ばしい「黒ごま」と、
さまざまなナッツの食感が楽しい「木の実」のお味がございます。
月見といえば、もうすぐ十五夜を迎えます。
一年で、一番美しいとされている
「中秋の名月」を見ながら秋の収穫を祝う行事です。
光を見るということ。
観光とは、光を観ると書き
その地域での生活や営みを丁寧に見てもらうことなのだそうです。
地元にUターンして考えることがあります。
たとえば
「なすがまま」と口を揃える大人に
土着的だと、諦めたのはむしろわたしのほうではなかったか。
発される怒号の言葉尻にばかり目くじらを立て
根底にあったであろう心配を蔑ろにはしていなかったか。
車を走らせるとき、四方を囲む山から
進むべき方角を無意識に教えてもらっているように。
県民の心のふるさととして
富士山は確かに位置しているのだと、強く思います。
山梨の代表的な銘菓、山梨観光のお土産として
多くの人に愛されている桔梗信玄餅を作っている、桔梗屋。
その桔梗屋の月餅、甲斐の月もまた観光の一翼を担う
桔梗屋らしいお菓子のようでなりません。
月の光に、山梨に根ざして暮らす人たちの輝きを見ながら
今年もお月見を楽しみたいです。
おさだ


