2020年08月22日

暑さ寒さも彼岸まで


 
まだまだ暑い日が続きますが、
最近、日が短くなったなと感じます。
今年は梅雨が長く、夏が凝縮されて過ぎ去っているような。
そんな気がします。

来月には秋彼岸がやってきます。
お彼岸は春秋の年2回。
春分の日・秋分の日を中日として、前後3日間、計7日間がお彼岸です。
昼と夜の長さがほぼ同じになる特別な日であり、
太陽が真東から上り真西に沈むことから、
この日は私たちの住む世界と、故人の世界が最も近くなり、
その思いが通じやすくなる日であるというのが所以のようです。

お盆もお彼岸も、お墓参りをしてご先祖様に手を合わせ、
お供えをし供養をするという点では同じ日本古来の行事ですが、
ご先祖様をお迎えしてまた送り出すお盆と、
ご先祖様に近づくことができるお彼岸には、
大きな違いがあるのかもしれませんね。

また、お供えものの「ぼたもち」「萩の餅」。
基本的には同じものですが、
季節の花「春牡丹」「秋萩」になぞらえて、
このような呼び分けになったとも。

いろいろな由来を知ることで、表現にも幅が出てきます。
言葉の由来や季節の風景、商品などを想像しながらロゴ書きをしていますが、

まだまだ学ばなければならないことがたくさんです。
 
 
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