2019年12月19日

美味しいお祭り

やっと今年の新そば祭りを楽しむことが出来ました。
入社してからずっと店員として新そば祭りをお客様にご紹介していたので、
自分がお客さんになるというのは何だか不思議な感覚でした。

私の前の配属先の長寿村権六で、全店舗のそばを挽いています。

新そば祭りが終わると、その次は年越しそば。
この時期はそば職人さんの制服が真っ白になるんです。
姿だけでなく、座った場所や手をついたところにはすぐそば粉がついて真っ白に。
「あ、ここ座ったな」とすぐ分かっちゃうんです。
ほうきとちり取りを持って、後ろをついて歩いたりもしました。
権六の風物詩だったその様子を思い浮かべながら新そばを味わい、一年の終わりも間近だと改めて実感しました。

夜のセレオ甲府はスーツを着た方がやはり多いですね。
信玄でもサラリーマンの方々がお食事を楽しんでいました。
私は出張という経験はありませんが、旅行は大好き。
食事はその土地の名物やグルメを堪能したいですよね。
サラリーマンたちの前にはほうとう鍋が並べられていて、山梨の名物を楽しんでくれているなと嬉しくなりました。
丁度、「ほうとう祭り」の真っ最中。

期間限定で復活した「キムチ入り煮込みかぼちゃほうとう」は食べてくれたかな、と気になっていたのですが、
ほうとう鍋はどうやら空っぽ。
いや、これ以上に嬉しいことはないですね。
汁まで飲んで空になったほうとう鍋を見かけると、よく厨房に報告していたなぁと懐かしさに浸ってしまいました。

新そば祭りは残り一週間を切りましたが、ほうとう祭りはまだまだ始まったばかり。
自社農園産のそば粉を使ったお蕎麦も、山梨名物のほうとうも、ぜひお楽しみいただきたいですね。

ozawa